光造形技術の効果的な活用事例として、弊社のお客様事例をご紹介します。

Rapid Meister ATOMm-4000 ユーザ事例 埼玉工業大学 様

埼玉工業大学は2016年1月に創立40周年を迎えました!!

埼玉工業大学 様

埼玉工業大学は、「テクノロジーとヒューマニティの融合と調和」という理念、仏教精神を基盤とする建学の精神をモットーに、エンジニアや実務家など、社会の中核となって社会に貢献できる人材を養成しています。
人間社会学部と工学部の2学部5学科で構成され、「目」が行き届くと同時に、学生の立場に立った「こころ」を込めた指導と学習環境を用意しております。
HP:http://www.sit.ac.jp/

Q 3Dプリンタ導入のきっかけを教えて下さい。

工学部では、機械、メカトロニクス、化学、生命、環境、情報、電子、電気など、産業界のあらゆる「ものづくり」の分野で活躍できる人材の育成を目指した教育に力を入れています。今後の学内での研究・開発・学内支援の為、既に導入しているCAD/CAMのさらなる活用ツールとして最新技術として3Dプリンタ・光造形方式を導入しました。
授業での活用だけでなく、大学独自で取り組んでいる次世代自動車プロジェクトにおいて新動力を使った軽量なEV作製を行う上で活用する予定が有ります。

「ものづくり研究センター」が2016年8月に竣工。学内に持つ工作機械などを移設するほか、今回導入した3Dプリンター(光造形方式)等の新規設備も集約し、学内での様々なプロジェクトや研究者に向けて利用開放し研究開発に生かしていきます。

Q 3Dプリンタの方式・機種選定の際、情報収集などどのように行いましたか?

もともと3Dプリンタに関しては、工学部の先生方の多くは興味を持っており、導入検討の際に透明樹脂に興味を持っている先生が中心となり選定を進めました。現在大学側で進めている次世代自動車プロジェクトでの活用も検討しており、デザイン確認の用途だけでなく、可視化も出来る透明樹脂がある光造形方式を選定しました。機種選定に置いては、廉価版の装置と産業用の装置で検討が難航しましたが、研究開発で求められる微細造形ができること、透明材料があること、国産メーカーであること、導入後のサポート体制などを評価し、シーメットに決めました。

Q 装置導入後、導入のきっかけとなった課題は解決されましたか?

現在、学内の先生を中心にどんな物が作れるのか、どんな装置なのか、装置使用依頼がひっきりなしの状況です。導入時の課題となっていた事は、各先生方が光造形機装置を利用して解決できるか調査段階です。
課題に関しては、先生・研究者で様々なので、全て解決はしておりませんが、装置導入したことにより新たな検討課題が出てきています。

装置の運用に関して、先生に装置の利用方法を覚えて頂き、学生プロジェクトや研究室、ものづくり研究センターなどでの活用を検討しています。

Q 今後の装置活用の予定についてお聞かせ下さい。

ものづくり研究センター開設後、新技術を実用化する研究拠点として、光造形装置だけでなく、集約した他の装置も含め研究に活用を予定しています。
将来的に学内の研究だけでなく、近隣の企業の方への機器貸出や一般の方のものづくり拠点としての活用を検討しています。
活用方法は学内だけでなく、地域の企業とコミュニケーションを取りながら進めることで、技術・技能の体系化には長けているが産業界のニーズを掴みにくかった大学側と、企業ニーズがうまく伝えられず、若年技術者の採用に苦労していた地元企業との関係性強化を目指します。また、大学として地元企業だけでなく、産業界ニーズに対応した教材・教育プログラムの開発支援、製造現場などでの課題解決を行うことが出来る「ものづくり人材」を育成する実践的な教育の充実も検討しています。

Q 学生プロジェクトについてご紹介下さい。

「学生プロジェクト」とは1グループ5名以上を原則としてグループを結成し、テーマは何でもOK!何も無いゼロの状態から、学生が自分達の力で企画・運営することを条件に、大学より資金援助を受けてプロジェクトを結成し、年間を通して活動する取り組みです。学生のやりたい事、元気な学生を支援しています。

2008年より始まった「学生プロジェクト」ですが、学生の提案で始まった小さなプロジェクトが、活動を重ね地域や行政などの協力を受け、地域を動かす大きな活動になったものなどがあり、社会からの評価も得ています。

【集まれ!科学実験教室プロジェクト】
地元の小学校や中学校、地元の公民館等で子どもたちに理科の楽しさ・面白さを伝えていくため、楽しい実験教室を開催しています。普段、学校の授業ではできないような科学実験を体験し、科学の不思議や面白さを体感してもらう地元密着型のプロジェクトです。

【米と日本酒プロジェクト】
地元のブランド米「彩のかがやき」を田植えから稲刈りまで行い収穫したものを、実際に地元の酒造会社の協力を得て埼玉工業大学オリジナル日本酒「瞬喜道(しゅんきどう)*を商品化し、昨年は1,500本を販売しました。
*:「瞬喜道」は、プロジェクトの学生が大学生に思う気持ちを一文字の漢字で表現しています。瞬(学生生活の一瞬、一瞬を生きたい)、喜(学生生活が楽しい)、道(学道 人生中途の道)。

【学生フォーミュラプロジェクト】
学生の手でフォーミュラカーレース参戦を企画し、図面作成から車の設計・制作まで行い、(エンジンとタイヤ以外はすべて製作)、全日本学生フォーミュラ大会に参戦しています。大会では、走行性能だけでなく、車両のマーケティング、企画・設計・製作、コスト等のものづくりにおける総合力を競い、上位進出を目指して奮闘中です。

埼玉工業大学フォーミュラプロジェクトWEB:http://sitfoformula.wix.com/sitfp

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